お役立ちコラム

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家の部位とは?名称について解説

家の部位の名称は屋根や外壁など大枠ではわかりますが、細かい部分までわかる方は少ないでしょう。
部位や名称がわからなければそれぞれの役割がわからず、メンテナンスの必要性やタイミングもわかりにくいのではないでしょうか。
家のメンテナンス時も、部位と名称がわからなければ、なかなか話が前に進みません。

今回は、家の部位や名称について屋根まわり、外壁まわり、排水設備、ベランダまわりの4つにわけて解説します。

家の部位とは?名称について解説

家の部位や名称の把握はメンテナンス時に役立つ

家のメンテナンス時に部位や名称がわかれば、施工業者とのやりとりがスムーズに進みます。
また、部位の役割がわかればトラブルが生じた際の原因特定が早くなり、スムーズに対処可能です。

今回は、家の部位を屋根まわり・外壁まわり・排水設備・ベランダ周まわりにわけて名称と役割を解説しましょう。

家の部位や名称|屋根まわり

ひとくくりで「屋根」と表現しますが、複数の部位があり、それぞれ役割が違います。
屋根まわりに関する部位や名称について解説しましょう。

破風(はふ)

破風とは、屋根の三角形部分で雨樋が付いていない部分です。
破風に取り付けられている板を破風版と呼びます。
破風の主な役割は、防風・防水・防火の3つです。

破風が劣化すると、破風板の劣化や雨漏りにより建物・人を傷つける可能性があります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。

鼻隠し(はなかくし)

鼻隠しとは、雨樋が付いている側の屋根の先端部分に取り付けている板です。
鼻隠しは雨樋の支持金具を取り付ける下地材であり、雨水の侵入防止効果があります。
そのほか、屋根の強度を上げたり、垂木の腐食を防止したりと重要な役割を果たします。

ケラバ

ケラバとは、雨樋がない屋根の端部分です。
雨樋がない屋根の端部分をケラバと呼びます。
ケラバは建築部材の名称ではなく、部位の名称です。

日当たりの調整・雨風の吹き込み防止・紫外線からの外壁の保護などの役割があります。

軒天(のきてん)

軒天とは、庇(ひさし)の裏側です。
バルコニーの天井部分も軒天に該当し、軒天井と呼ばれる場合もあります。

面積は広くありませんが、軒天は防火性能や屋根裏の通気性などに影響を与える重要な部位です。
また、有孔ボードや換気口を設置し風通しを良くしています。

大棟(おおむね)

大棟(おおむね)とは、180度正反対を向いた屋根面が接して交わった部分です。
切妻、寄棟、入母屋などの屋根に見られます。

隅棟(すみむね)

隅棟(すみむね)とは、90度方位が違う屋根面が接して交わった部分です。
隅棟と大棟との違いとして、隅棟は屋根の勾配に沿って傾斜しています。

家の部位や名称|外壁まわり

外壁は壁だけでなく壁を構成する複数の部位があります。
ここでは、外壁まわりの部位の名称や役割を解説しましょう。

入り隅(いりずみ)

入り隅とは、外壁のうち内側に凹んでいる部分です。
部屋の角を指します。
入り隅がある物件は、結合部分に隙間があるか否かをチェックしましょう。
1階部分に入り隅が4か所以上ある物件は、耐震性に問題を抱えている場合があるため注意が必要です。

出隅(でずみ)

出隅とは、外壁のうち外側に出ている角の部分です。
出隅が少ない物件は、コストが抑えられるデザインとなっています。

幕板(まくいた)

幕板とは、1階と2階の外壁を区切る仕切り板です。

1階と2階で外壁の色が異なるツートンカラーの外壁は、色にメリハリをつける装飾目的で設置します。

構造上、少し出っ張っており雨水が溜まりやすく劣化リスクもあります。
定期的なメンテナンスが必要です。

庇(ひさし)

庇とは、窓やドアなどの開口部の上に設けられた小さな屋根です。
雨の吹き込み防止や日よけの役割があります。
窓枠の下部は、庇がないと劣化しやすく、時間が経つと黒ずみが出て外壁が傷む可能性があります。
庇があれば窓枠を伝う雨だれも少なくなり、窓の汚れも防止できるでしょう。

矢切(やぎり)

矢切とは、外壁と屋根の間にある三角形のスペースです。
換気口を取り付けたり、意匠を付けたりと外壁部分と差をつけて仕上げます。

家の部位や名称|排水設備

排水設備にも複数種類があり、役割がそれぞれ異なります。
ここでは家の部位のうち、排水設備の名称や役割について解説しましょう。

雨樋(あまどい)

雨樋とは、複数の部品で構成された雨水を集め排水溝へ流す設備です。
雨樋は複数の部品で構成されており、部品に不具合を生じると正しい順序で雨水が排水されません。
うまく排水されなければ外壁に雨水がかかり、外壁の劣化を早めてしまいます。
外壁の劣化を防ぐためにも定期的なメンテナンスが必要です。

集水器(しゅうすいき)

集水器とは、雨樋の一部で垂直・水平方向の雨樋の考査圏に設けられる枡状の部位です。
雨水を集水する役割があります。

集水器で集められた雨水は雨樋を流れ、適切な場所へ排水されます。

家の部位や名称|ベランダまわり

ベランダにもいくつか部位が存在し、異なる役割があります。
ここでは、ベランダまわりの部位や名称、役割を解説しましょう。

ベランダ・バルコニー

ベランダとは、物件の屋外に設置された施設で屋根があります。
バルコニーとは、物件の2階以上の屋外に設置される施設で屋根がありません。

笠木(かさぎ)

笠木とは、手すりや堀などの一番上に施工する仕上げ材です。
防水性の向上と、外壁を腐食や汚れから守る役割があります。
笠木と笠木の間は雨水の入り込む可能性が高いため、定期的なメンテナンスが必要です。

パラペット

パラペットとは、外壁と屋根の低い立ち上がりの壁です。
転落防止・雨水の排除・外壁の保護・美観の保持などの役割があります。
笠木をパラペットの上に取り付け使用します。

まとめ

家の部位に関する名称の把握や理解は、メンテナンス時のやりとりをスムーズにさせる重要な要素です。
とはいえ、数も多く理解・把握は労力を要します。

メンテナンス時の説明で、わからない名称もまだ多いと思いますので、積極的に施工業者へご質問ください。

株式会社LSPでは顧客ファーストを第一に、わかりやすい説明と丁寧な施工を心がけています。
積極的にコミュニケーションを取り、安心・納得していただけるよう誠心誠意努めますので、お気軽にご相談ください。

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