お役立ちコラム

お役立ちコラム

ペンキの落とし方は?壁を跡形もなくきれいにするコツと注意点

ペンキの落とし方によって、壁が汚くなる可能性があるのをご存知ですか?
例えば、濡れた布で拭き取ったりヘラなどを使って擦ったりなどといった方法は間違っています。

今回は、壁に付いたペンキを跡形もなくきれいに落とすコツや注意点などについて詳しく紹介します。

ペンキの落とし方は?壁を跡形もなくきれいにするコツと注意点

ペンキの落とし方を知る前に壁に塗った塗料の種類を知ろう

壁に付いたペンキの落とし方を知る前に、まずは塗料の種類と特徴をチェックしておきましょう。

基本的にペンキには、次の3つの成分が配合されています。

  • 顔料(ペンキの色※粉末)
  • 樹脂(ペンキを固める成分)
  • 溶剤(塗料を薄める成分)

また、防カビ剤や防腐剤、つや消し剤、色別れ防止剤、消泡剤などを含む塗料には、少量ですが添加物が含まれています。

塗料は大きく分けると「水性ペンキ」と「油性ペンキ」に分けられ、それぞれ特徴が違います。

水性ペンキの特徴

水性ペンキは、溶剤ではなく水を使用して塗料を溶かすペンキです。
油性ペンキに比べると耐水性や耐久性が弱いのが特徴ですが、最近の水性ペンキは油性と似たような耐久性や密着性を持つ商品も増えています。

似たような性質でありながらシンナーなどの溶剤が使われていない分、ペンキ特有の刺激臭がないため取り扱いやすいです。

油性ペンキの特徴

油性ペンキは、有機溶剤を使って塗料を溶かすペンキです。

水性ペンキに比べて耐久性や耐候性が高く、乾く時間が早いことからメンテナンス性に優れています。
シンナーなどの有機溶剤を使用しているためペンキ特有の臭いがありますが、発色や艶やかさに優れており、きれいに仕上がるのが特徴的です。

ペンキの落とし方は?壁をきれいにするコツ

ペンキの種類で落としにくいのは油性ペンキですが、まったく落ちないわけではありません。

例えば、外壁のペンキが部分的に剥がれていたので塗装したり、内壁にペンキを塗ってインテリアを変えようとしたり、自分でペンキを塗ったら必要ない部分まで塗料が付いてしまうこともありますよね。

壁に付いたペンキの落とし方は、水性ペンキと油性ペンキで使う道具が違います。
塗料の種類に合わせて、正しいペンキの落とし方をしましょう。

水性ペンキの落とし方

水性ペンキが壁に付いた時は、次の道具を使うと便利です。

  • 除光液
  • シール剥がし
  • みかんの皮
  • 中性洗剤

除光液やシールはがしなどを水性ペンキの落としたい部分に馴染ませて、濡れた布でポンポン叩き込みましょう。
壁がデコボコしていると溝に入ったペンキは取れにくいため、中性洗剤を付けて毛先の柔らかい歯ブラシを使って擦ります。

シールはがしがない場合は、みかんの皮で代用できます。
みかんの皮にはリモネンという成分が含まれており、水性ペンキと中和して汚れが落ちやすくなります。

油性ペンキの落とし方

油性ペンキの落とし方は「塗料が乾いていないか、乾いているか」という状況で変わります。

油性ペンキが乾いていないなら、次の道具で落としてみましょう。

  • 中性洗剤
  • クレンジングオイル

落としたいペンキの部分に中性洗剤やクレンジングオイルを馴染ませ、毛先の柔らかい歯ブラシやスポンジで叩き込むようなイメージで落とします。

ペンキが落ちた後は、濡れた布や水を使って塗料をきれいに拭き取ってください。

乾いた塗料を落とすなら、次の道具で落としてみましょう。

  • 除光液
  • シンナー

乾いた布に除光液やシンナーを染み込ませて、落としたいペンキの上から抑え込みます。
除光液などがペンキと馴染んだ頃合いを見て、毛先の柔らかい歯ブラシを使って塗料を掻き出します。

ペンキがきれいに落ちた後は、水を使って壁をきれいにするのを忘れないようにしてください。

ペンキの落とし方では壁によってきれいにできない

壁に付いたペンキは、壁の種類や使用する道具、ペンキの状態によって落とし方が違います。
間違ったペンキの落とし方をすると、逆に壁が汚れる可能性があるので気をつけましょう。

耐水性のない壁

耐水性のない壁や無塗装の木材を使った壁は、除光液やシールはがしなど水分を利用した落とし方はできません。

壁に水分が浸透してしまい、逆にペンキの汚れが目立ってしまいます。
ペンキが壁に浸透するとシミとなり、落とすのは大変なので気をつけましょう。

左官仕上げの壁は拭き取り厳禁

ビニールクロスの壁の場合、除光液やシール剥がし材などの液を利用しても大きなトラブルはありません。

しかし、左官仕上げの塗り壁は、除光液などの道具の使用や拭き取りはできるだけ避けてください。
塗り壁はクロス壁と違って目地が細かく、水分などを吸収しやすい性質を持っています。
そのため、水分を含む道具を使ったり叩き込んで拭き取ったりすると、塗料が壁に残ってしまいます。

壁を少し傷つけてしまいますが、壁の表面をカッターや紙やすりを使って薄く削るようなイメージで、ペンキを落としましょう。

薄め液は壁の目立たない所でテストする

壁のペンキを落とすのに除光液やシンナーなどを使う場合、まずはテストとして壁の目立たない部分に塗布してください。

壁の種類によって落とす道具の成分が合わず、シミや壁紙が剥がれるといったトラブルが起こる可能性があります。

硬化したペンキは業者へ

水性ペンキと油性ペンキ、どちらも塗装から1カ月すると塗料は硬化します。
硬くなった塗料は落とすのに時間がかかる他、落とし方によってはきれいな壁にまで塗料が広がる可能性があります。

壁に塗ったペンキは1カ月以上前やきれいに落とせるか心配な時は、業者に相談した方がいいでしょう。

まとめ

ペンキの落とし方によって、壁を汚してしまう可能性があります。
汚れが広がるとせっかくのデザイン性が失われてしまうので、注意しましょう。

最近では、DIYでの塗装が流行っていますが、トラブルなくきれいに行うなら、プロに任せた方が無難です。

株式会社LSPでも塗装を行っていますので、ぜひご利用ください。

関連記事