お役立ちコラム

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平屋にロフトを増築することはできる?ロフトのメリットやデメリットも紹介

数年前から、じわじわと人気になっている平屋。
家族とのコミュニケーションが取りやすい、メンテナンスコストが節約できるなど、さまざまなメリットがあります。
ただ、広さによっては収納場所が足りない、開放感がないなど不満を感じることもあるかもしれません。
ここでは、平屋の不満を解消してくれるロフトの増築について解説していきます。

平屋にロフトを増築することはできる?ロフトのメリットやデメリットも紹介

ロフトとは?

ロフトは、部屋の天井の高さを上げて、1つの部屋を2層式にした上部空間のことを言います。
簡単に言うと、二段ベッドの上の部分がロフトとなります。
横に広さを出すのではなく、上部にスペースを作るので、土地が狭い平屋であっても居住空間を広げることが可能です。

ロフト付き平屋のメリット

ロフトを増築するとなれば、当然ですが、まとまった費用が必要になります。
しかし、費用をかけるだけのメリットがあるので見ていきましょう。

収納スペースが増える

ロフトを作ると、床面積が増えるので収納スペースを増やすことができます。
平屋の場合、広さによっては収納スペースが十分に確保できないこともあります。
ロフトの用途は自由なので、オフシーズンの家電やアウトドアアイテムなど、収納スペースを圧迫するものも仕舞えるので、より快適な居住空間を作ることができます。

空間が広がって開放感がある

ロフトを作ると、天井が高くなるので空間が広がるというのもメリットです。
2階建てでは空間が天井で仕切られてしまいますが、平屋であれば空間が上に広がるので開放感が得られます。

風通しの窓を付ければ、天井から光が入るので、部屋にいながら自然光も楽しめますし、大きな観葉植物を置くことも可能です。

節税対策ができる

固定資産税は床面積も計算に含まれるため、たとえば1つ部屋を増築してしまうと、その分税金が高くなります。
しかし、ロフトは小屋裏物置等に分類されるため、どんなに広い空間を作っても床面積には含まれません。

つまり、普通の部屋と同じ用途で使ったとしても、固定資産税が加算されることがないので節税対策ができるというメリットもあるのです。

ロフト付き平屋のデメリット

ロフトの増築にはメリットがある反面デメリットもあります。
デメリットを把握しておけば、増築の時にそれを回避することもできるのでしっかり頭に入れておきましょう。

階段の上り下りが危険

ロフトへの出入りは、はしごを使うのが一般的なので、上り下りが危険というデメリットがあります。
ちょっとした不注意などで落下する可能性もあるので、重たいものを持って上る時などは、特に注意が必要です。

冷暖房費のコストがかかる

天井が高くなると、その分冷暖房費のコストがかかるというデメリットがあります。
特に、熱は上に溜まるので、夏場などは冷房費がかさんでしまいます。

そもそも、天井が高いと冷暖房の効き目が悪くなってしまうので、換気設備や断熱材には費用を惜しまないようにしましょう。

掃除が面倒

平屋の動線に慣れてしまうと、ちょっと上り下りするのも大変なので、掃除が面倒というのもデメリットかもしれません。
特に、取り外しをするタイプのはしごの場合、掃除の度にはしごを設置しなければならないので、寝室や子供の遊び場として使用するのであれば、固定式のはしごにするのがベストです。

ロフトの増築に関する注意点

ロフトの増築では、デメリットを回避できるように作るのが基本です。
ここでは、そのおさらいとして注意点を紹介するので確認しておきましょう。

安全性を考える

出入りするためのはしごは、安全性を一番に考えましょう。
はしごは足がかかる部分が細いので、上り下りの際にはどうしても不安定になってしまいます。
もしスペースに余裕があれば、邪魔にならないところに階段を作るなど、安全性を重視した設計をおすすめします。

換気対策をする

たとえ居室扱いにならないとしても、窓を付けたりエアコンを設置したりする換気対策は必須です。
収納場所として使う場合、熱がこもってしまうと湿度が高くなるため、収納しているものが故障したり傷んだりする可能性もあります。
リモートワークなどで使うとしても、夏場はかなり暑くなるので、仕事どころではなくなってしまいます。

費用はかさんでしまいますが、換気対策は快適に使用するために必要不可欠な追加工事だということは覚えておきましょう。

ロフトの増築は信頼できるリフォーム会社に依頼しよう

ロフトというのは、寝室代わりに使用したり、収納スペースを確保できたり、用途に合わせて好きなように使用できます。
ただし、天井高が1.4m以上になると建築基準法上で居室とみなされてしまい、固定資産税が高くなってしまうので注意しましょう。

ロフトと定義されるには建築基準法を守って増築する必要があるため、専門知識を持ったリフォーム会社に相談するのがベストです。
株式会社LSPはロフトの増築も手掛けているので、お悩みの方は一度ご相談ください。

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